日本で三番目に小さな市、狛江のヒーロー「多摩川戦隊コマレンジャー」のページです

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ヒーローを作ろう!

ローカルヒーローの効能
ヒーロー作りに欠かせないもの

コマレンジャーの誕生まで
コマレンジャーの成長過程

コマレンジャーの成長過程

あなたの町に、念願のヒーローが誕生した!おめでとう!!(拍手!喝采)
脅かすわけではないけれど、きっとこれから様々な問題が起こってる事だろう。
そして、これは活動が続く限り、もれなく付いてくるオマケのようなものなのだ。
でも、オマケより数倍ステキな感動を、もたらせてくれるのがローカルヒーローの醍醐味と言えるだろう。コマレンジャーも例外ではないので、いろいろな経験を紹介しよう。
やがて多くの町にヒーローが登場して、そんなヒーロー達が世界を救うかもしれないのだから…

メンバー募集

2000年、デビューしたイベントでメンバー募集の登録カードを置いてみた。なんと!十数名が登録してくれた。
この時に、ヒーロー、悪役、支援隊が構成された。

市内への認知

まず、町の中で認知してもらうためにした事をいくつか紹介しよう。
夏のデビューで、新聞や雑誌に出たこともあって、マスコミの取材依頼は増えたが、まだまだ市内の認知は低くて、出動依頼は一件もなかった。
その頃、市の広報で「放置自転車キャンペーン」が行われる事を知り、せっかくTVに出るなら、放置自転車片づけをさせてもらいたいと、市役所へお願いしてみたら、アッサリ断られた。今思えば、バカな事始めたわけのわからないヤカラに、神聖な放置自転車業務に立ち入られて、市民のみなさんとトラブル起こされては大変というところなのだろう。
公共施設は認知されるまでは、立ち入らない方が賢明である。認知されれば、頼まなくても向こうからやってくる。

まず、町のイベントに出動させて欲しいとお願いして歩いたが、ヒーローとはいえ何が出来るわけでもなく、セールスポイントがない。ちょうど、某TV局からの依頼があったので、「TVの取材がある」事を理由にお願いしたら、すんなりOK!
何とか取材前日に、神社のお祭り出動が決まった。まだまだ知られていないので「ごまレンジャー」だの「多摩レンジャー」だのと言われながら、子ども達と一緒に山車を引く。
だんだん慣れて来た子ども達から、背中のファスナーを開けられたり「カンチョー攻撃」を受けたりと、ヒーロー達はさんざんおもちゃにされたものだ。
今では、子ども達がヒーローを見るまなざしが、憧れと尊敬とに変わっているのが、嬉しいような、淋しいような、微妙なところだ。

市内への認知はマスコミに出る事が一番てっ取り早い方法である。TVに出る前と後では、子ども達の反応がみるみる変わっていくのがわかる。メンバー達も嬉しいらしくどんどん進化していく。この時期のマスコミ依頼はすべて受け、発足6ヶ月で7本のマスコミに取り上げられた。当時はローカルヒーローが次々に登場した時期で、マスコミの依頼も絶えることなく続いたため、市内への認知は早かった。
しかし、私達の目的と取材の目的とのズレを感じていて、おもしろおかしく取り上げられる事への苛立ちが、頭をもたげ始めていた。

運営経費

次にコマレンジャーの運営経費はどうなっているかというと、入金が全くなかったので、設立当初は練習場所などは、スタジオの好意に甘え、飲食代やグッズ製作費などは、持ち出しだった。
ポストカードや缶バッジを作って市内商店に委託販売をはじめたものの、子供達が買える金額設定では利益など微々たるもので、PRに配ったりしている内に、活動費はおろか赤字なのもわかってきた。
設立当時の協力者からは、出動費を取るべきとか、スポンサーをつけたら?いう意見もあったが、お金をいただく事で目的を見失う事を恐れて、お金をいただけるほどの芸はないと、そのままにしていた。

初めて、出動先でお弁当を出して頂いた時は、皆大感激したものだが、次第に出動する毎に飲食するのは当たり前の空気が拡がってきていた。
無料で提供して頂いている練習場が無駄話の場になり、「ご馳走様」の言葉もなく、食べた後片づけに立ち上がるのは決まった顔ぶれとなっていった。
はじめて現金でカンパをいただいた数日後、メンバーから初めて運営費はどうなっているのかを聞かれたのを良い機会に、今後の食事や飲み物は自己負担とすること、練習場も時間を守って支払いをする事、そのためにメンバーの会費徴収(高校生は月500円、その他は一律月1,000円)を提案し、数日前に初めていただいたカンパとメンバーの会費で、新たなスタートを切ることになった。

コマレンジャーの秘密

コマレンジャーは、素性を明かさないのが鉄則である。
子ども達の夢を壊さない為もあるが、真の目的は大人対策なのである。
狭い狛江では、些細な出来事もあっという間に話が拡がるのだ。この速さは、ネットもテレビも顔負けだ。
○○さんの息子さんが、昨日駅前の居酒屋で喧嘩した、□□さんが△△さんと不倫だって、などなど…。こんな風に狛江が平和な町であるだけに、この口コミ情報が嘘でも本当でも注意が必要なのだ。

ヒーローの効能で、ローカルヒーローは、人が無意識に作る「見えない垣根」をなんなく超えると書いた。
たわいのない口ゲンカが、コマレンジャーの○○が…となり、コマレンジャーが大乱闘…に発展しかねない。こうなると、せっかく超えた筈の「見えない垣根」が、姿を現す。
コマレンジャーのメンバーは固定されておらず、市内在住者がほとんどなので、彼らの狛江暮らしが窮屈になっては、本末転倒となってしまうので、コマレンメンバーはマル秘項目なのだ。

ヒーローを支えるもの

多摩川戦隊には、バカラス軍団という悪役が設定されている。
コマレンジャーがヒーローとして活躍できるのは、彼らの存在あってこそと言っても過言ではない。
白い文字は黒い紙の上でこそ、際だつように重要なポジションなのである。
ともすれば、ヒーロー中心になりがちになるので、常に何かに支えられている事を、忘れぬように心がけている。


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